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日々、元気に過ごすことは誰もの願い。そんな願いをかなえるべく、自分の心と体、食生活とじっくり向き合ってみたくなるお話をどうぞ。

もっと記憶力や学習能力を高めたい。物忘れも防ぎたい。もっともっと性能のいい頭にしたい。そこでおすすめしたいのは、マグロのマヨネーズあえ。作り方は簡単。

まず、タマネギをみじん切りにしてマヨネーズに混ぜ、そこへマグロのぶつ切りを入れてあえます。かくし味に、醤油を少々かけて出来上がり。マグロは赤身で十分です。タマネギを入れたマヨネーズが、まるで"魔法”のようにおいしくしてくれます。

マグロに多いタンパク質はアミノ酸バランスがよく、しかも、その含有量は魚の中ではトップクラス。タンパク質は、筋肉や血液、脳の中の神経伝達物質などの原料になるだけではなく、ケガの治癒力や免疫力を高める働きもしているのです。

  

「頭がよくなる」とか、「ボケを防ぐ」として世界中で脚光を浴びているDHA(ドコヘキサエン酸)は魚の脂質に多い成分ですが、とくに豊富なのがマグロ。 通常、脳の脂肪にはDHAが10%程度含まれていますが、部位によっては20%近く、とくに経験や学習によって得た情報を記憶する海馬(かいば)という部分には25%もの高い割合で含まれているそうです。記憶に関して、DHAがいかに重要な働きをしているかがお分かりのことと思います。

さらにマヨネーズには記憶のサポーターといわれるレシチンが豊富。レシチンは、腸の中でコリンに分解され、脳に運ばれ記憶との関係の深い情報伝達物質であるアセチルコリンとなることが分かっています。一方のタマネギには心臓病や動脈硬化などを防ぐケルセチンが含まれており、「マグロのマヨネーズあえ」は長生きの理想食といってよいでしょう。
1932年、福島県生まれ。食文化史研究家。食文化研究所、綜合長寿食研究所所長。西武文理大学客員教授。古代から明治時代までの食事復元研究の第一人者。長寿食や健脳食の研究者でもあり、長寿村の食生活を長年にわたり調査している。

著書に『永山豆腐店-豆腐をどーぞ』(一二三書房)、『頭イキイキ血液サラサラの食事術』(講談社+α新書)、『和食の起源』『日本人は何を食べてきたのか』(青春出版社)、『万葉びとの長寿食』(講談社)、『健康食なっとう』『健康食みそ』(いずれも農山漁村文化協会)、『和食のすすめ』『ひとり鍋のすすめ』(春秋社)、『日本古代食事典』(東洋書林)、『100歳食入門』『みそ和食』『100歳食 レシピ編』(家の光協会)ほか多数。
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ケンコーマヨネーズ C.I
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