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こどもの頃、よく母親に「ニンジン食べろ」とか、「ナッパ食べねば、病気になるど」とよくおどかされた。 今から六〇年以上も前のはなしで、その頃の東北地方には無医村が多く、母親はこどもの健康管理に一年中気を配っていたものです。 その結果が、ニンジンのキンピラや大根、イモなどの煮物であり、カツオ節をたっぷりかけたナッパのおひたしだったのです。 いまになって考えると、「根っこの野菜」と「葉っぱの野菜」の重要性を食事ごとに教えていたような気がします。 ありがたいなァ。 まさに、おふくろの「食育」です。 |
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ニンジンやカボチャ、ナッパ類にはカロテンやビタミンC、E、食物繊維などに加えて、ポリフェノールといった抗酸化成分が多く、老化を加速させ、さまざまな病気の原因となる活性酸素をやっつけてしまう力がたいへんに強いです。 |
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| 1932年、福島県生まれ。食文化史研究家。食文化研究所、綜合長寿食研究所所長。西武文理大学客員教授。古代から明治時代までの食事復元研究の第一人者。長寿食や健脳食の研究者でもあり、長寿村の食生活を長年にわたり調査している。 著書に『永山豆腐店-豆腐をどーぞ』(一二三書房)、『頭イキイキ血液サラサラの食事術』(講談社+α新書)、『和食の起源』『日本人は何を食べてきたのか』(青春出版社)、『万葉びとの長寿食』(講談社)、『健康食なっとう』『健康食みそ』(いずれも農山漁村文化協会)、『和食のすすめ』『ひとり鍋のすすめ』(春秋社)、『日本古代食事典』(東洋書林)、『100歳食入門』『みそ和食』『100歳食 レシピ編』(家の光協会)ほか多数。 |
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