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日々、元気に過ごすことは誰もの願い。そんな願いをかなえるべく、自分の心と体、食生活とじっくり向き合ってみたくなるお話をどうぞ。

おめでたいお正月料理や結婚式などの祝いの膳に欠かせないのがタイ。タイと並んで威勢のよいのがイセエビです。 イセエビの目玉はとび出しており、この「出目」を逆さ読みして、これまた「オメデタイ」と縁起をかつぐわけです。

どちらもあざやかに赤く、この色は古くから生命に力を吹きこむパワーがあるとして、日本人は珍重してきました。タイは、魚の中では寿命が長く、この面からも祝いごとには欠かせません。

  


姿・味・色の三拍子は、タイの食性からきています。実は、エビ類を好み常食しているために、あの美しい赤い色が形成されるのです。赤い色素は、私たちの体の老化を 促進させる酸化を防ぐアスタキサンチンで、強い抗酸化作用で脚光を浴びています。

そこで、おすすめしたいのが「タイ茶漬け」なのです。

略して「タイ茶」と呼びますが、とにかく美味。 作り方は簡単。生醤油に少量のマヨネーズをよく混ぜてタレを作り、そこへ新鮮なタイのそぎ切りを入れ、十分ほど漬けておく。 器にご飯を盛り、その上にシソの葉のみじん切りと切り海苔を散らし、タイをのせておろしワサビを添えてから、熱いだし汁、またはお茶を注いででき上がり。

タイには血行をよくするエイコサペンタエン酸や物忘れを防ぐドコサヘキサエン酸がたっぷり。タイ茶漬けは、だれにでも簡単に作れる長寿食なのです。 アスタキサンチンの抗酸化作用を上げるためには、ビタミンCが必要ですが、それもシソの葉に含まれています。

1932年、福島県生まれ。食文化史研究家。食文化研究所、綜合長寿食研究所所長。西武文理大学客員教授。古代から明治時代までの食事復元研究の第一人者。長寿食や健脳食の研究者でもあり、長寿村の食生活を長年にわたり調査している。

著書に『永山豆腐店-豆腐をどーぞ』(一二三書房)、『頭イキイキ血液サラサラの食事術』(講談社+α新書)、『和食の起源』『日本人は何を食べてきたのか』(青春出版社)、『万葉びとの長寿食』(講談社)、『健康食なっとう』『健康食みそ』(いずれも農山漁村文化協会)、『和食のすすめ』『ひとり鍋のすすめ』(春秋社)、『日本古代食事典』(東洋書林)、『100歳食入門』『みそ和食』『100歳食 レシピ編』(家の光協会)ほか多数。
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第1回 『黒ごまで今日もにこにこ元気』
第2回 『タマゴで長生き』
第3回 『目の老化を防ぐホウレンソウ』
第4回 『生卵かけ納豆ご飯で、私サクセスよ』
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第6回 『赤い伊勢エビは不老長寿食』
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