永山久夫の食べて100歳

日々、元気に過ごすことは誰もの願い。そんな願いをかなえるべく、自分の心と体、食生活とじっくり向き合ってみたくなるお話をどうぞ。

第45回 「エビの塩焼き」

足腰、食欲ともに達者なままで長生きし、寿命がつきたらぽっくりと。というのが、最近流行の「アンチ・エイジング」直訳すれば、抗老化とか抗加齢ということになります。
つまり、肉体的にも表情的にも、若々しいままで長生きし、ある日ぽっくりと大住生します。まるで、秋になって紅葉が散るように。それが、アンチ・エイジングのねらい。そこでおすすめしたいのがエビ。
エビの塩焼き
結婚式やお節料理などの、おめでたい時の料理には必ずと言っていいほど、大きな伊勢エビがついています。縁起物として伊勢エビが使われるのはヒゲが長く、腰が曲がるまで元気に長生きできる、目がとび出しているからお目出たい、硬い甲羅をつけた姿が、よろい兜をつけた武士のように勇ましいから、などの理由からとはよく言われること。

縁起話もさることながら、栄養的にみても低脂肪、高タンパクな点が食材とした場合に、たいへんヘルシーということになります。その上、肝臓の解毒作用を活性化して、心臓を丈夫にするタウリンが豊富。
さらに若返りに役立つビタミンや脳の血行をよくする葉酸、亜鉛、鉄、カルシウムなども含まれています。エビの赤い色素はアスタキサンチンで抗酸化成分。紫外線の害からお肌を守ります。中位の大きさのエビに塩をふり、焼いてマヨネーズをつけて食べるのが素朴でうまい。もちろん、尾もカリカリと平らげましょう。


Recipe Search お好みレシピを見つけよう!

カテゴリー検索

ジャンル 調理時間 カロリー
※1ヶ所だけの選択でも、3つの要素を組み合わせても
レシピを検索できます。

フリーワード検索
※全角のひらがな、カタカナ、漢字でご入力ください。