永山久夫の食べて100歳

日々、元気に過ごすことは誰もの願い。そんな願いをかなえるべく、自分の心と体、食生活とじっくり向き合ってみたくなるお話をどうぞ。

第62回 「海苔で「幸せの自給率」を高めましょう」

今年こそ、「笑う門には福が来る」を実行したいものです。いつも、ニコニコしているのです。そうすると、幸せの自給率が高くなって、自分だけではなく、まわりの方々まで幸せ感が高くなる筈です。
海苔で「幸せの自給率」を高めましょう
そうはいっても、現実は暗い。デフレも続いていますし、サラリーもさっぱり上がりません。どうしたら、明るくなれるんだろう。笑うことができるんだろう。

海苔(のり)ですよ、海苔。原料となる海藻を干上げて作った紙のように薄くて、かすかに潮の香りがします。

海苔には、実は「笑いのタネ」のような成分がたくさん含まれているのです。中でも注目されるのが、幸せホルモンと呼ばれる脳の中のセロトニンの原料。

幸福感を高めるのがセロトニンで、先の見通しのたたない、不安だらけの現代だからこそ、セロトニンの活性化がとっても重要な気がします。このセロトニンの原料になるのが、必須アミノ酸のトリプトファンですが、海苔に豊富に含まれているのです。

ストレスや偏食などでセロトニンの活性度が低下すると、「心のエネルギー」が衰えていって、うつ病になる危険性も出てくるそうです。しかも海苔には脳に元気をつけるビタミンB1や美肌作用のビタミンE、体の若さを保つカロテンも多く含まれています。

マグロを芯にしてご飯と海苔まきにしたのが鉄火まきで、物忘れを防ぐ成分や血液のサラサラ作用のある成分もいっしょにとれます。寒い夜には、海苔茶漬けが体をあたためてくれます。


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