白菜ってどんな野菜?
●概要
白菜の交配もとのかぶとチンゲン菜の原産は地中海沿岸ですが、白菜の原産国は中国です。日本の代表的な野菜のイメージがある白菜ですが、英語で「中国キャベツ」と呼ぶことも不思議ではありませんね。
繊維の柔らかさと淡泊な味で、和・洋・中華どんな料理にも向いており、鍋もの、炒め物、煮もの、お浸し、
汁の具、漬物、サラダといろいろな料理に合う野菜です。大根、豆腐とともに「養生三宝」といわれ、
精進料理に欠かせない食材として昔から親しまれてきました。大きく育つにつれて白い部分が太く伸びるため
「白菜」と呼ばれるようになりました。
寒い季節が白菜を美味しくします!
●旬
白菜の旬は11月下旬から2月ごろの晩秋から冬にかけて。霜にあたることで繊維がやわらかくなり風味も増します。
白菜は、昼間は、葉を広げて太陽の光を浴び、夕方になると閉じて内部を守る習慣があります。寒くなるとでんぷんを糖に変えて凍るのを防ぎます。冬に甘みが増すのは、このためです。
風邪の予防や、免疫アップに効果的!!
●栄養素
白菜の大部分は水分ですが、ビタミンCが多く、風邪の予防や免疫力アップに効果的です。カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル類を多く含みます。これらは水に溶けやすい性質をもっているので、効果的に摂取するためには鍋ものや肉・魚とのスープ煮など、汁ごと食べてしまえる料理にするのがおすすめです。
食物繊維が豊富かつ低カロリーなので、整腸やダイエット、美肌づくりにも効果が期待できます。
目利きのポイント!
●選び方
外側の葉がしっかりと巻いていて、いきいきとした緑、重みがあり、切り口が白くみずみずしいものを選びましょう。軸が太すぎず、腰が張っていて葉の白い軸が二等辺三角形のものは自然の速度で育っているあかしです。葉の先端が枯れかけているものはでんぷんが糖にかわり、甘みが増している状態です。
また、半分や1/4にカットされたものは、葉の重なりが緻密で、すき間のないものを選びましょう。そして、切断面の盛り上がっていないものは比較的新鮮です。(白菜は、カットされた後も成長し続けるので、時間がたつと切断面が盛り上がってきます。)
涼しいところ or 冷蔵庫で保存!
●保存方法
白菜は、水分が豊富な野菜です。乾燥に弱いため保存は徹底的に!
丸のまま保存するときは新聞紙に包んで冷暗所に、カットしたものはラップで密封し、冷蔵庫で保存しましょう!
また、カットしたものは株の根元に切り込みを入れておくと成長が止まり、鮮度を保つことができます。
知って得する白菜の調理方法。
●部位別調理のコツ
料理に合ったところを使うことが白菜をおいしくいただくコツです。外側の葉は、鍋もの、煮もの(クリーム煮やグラタンなどに)におすすめ。白菜のトロッとした食感を楽しむことができます。
内側のやや硬い葉は、炒めもの、スープに!シャキシャキとした食感を楽しめる部位。中華料理でもよく見かけます。
上1/3の葉と中心部は、生食に向いています。サラダや漬物など、しゃきしゃき感とみずみずしい食感を楽しめる部分です。
●ゆでたり煮たりするときのコツ
栄養とうま味を逃がさないように細かく切らずにゆでるのがコツです。アクを抜く必要もありません。
汁を少なくし、ふたをして蒸すように加熱すると甘みが出ます。
●炒めるときのコツ
水気が出て料理が水っぽくなるので、強火で一気に炒めることがポイント。
●生でサラダに
冬の白菜はみずみずしいので、生で食べるのもおすすめ。ポイントは白菜の切り方にありました。緑色の葉の部分は手でちぎってから千切りに、葉脈が固い部分は、繊維に逆らうようにして千切りにしましょう。固い部分も食べやすくなり、シャキシャキと甘みを楽しめます。







