ドイツで、人の苗字になっている野菜は何?

ヒントは、ドイツで大変よく食べられている野菜です。
皆さんがよく知っているドイツ料理を思い出してください。
ソーセージなどに添えれている酸っぱい漬け物の正体です・・・答えはイラストをクリック!

クイズの答え

その野菜の名前が苗字の有名人もいます。

皆さん、ドイツ連邦共和国の首相だったコール元首相を覚えていらっしゃいますか?ドイツ語でキャベツをコール(Kohl)と言います。 人の苗字になるくらいですから、ドイツでキャベツはとっても愛されている野菜なのでしょう。日本でもドイツ料理「ザワークラウト」(酸っぱい葉っぱの意味)というキャベツの漬け物はとても有名ですね。

キャベツは、看護師さんのような野菜なのです。

ギリシャ時代は薬用、ローマ時代は健康食とされていました。特に、胃薬の名前にもなっている「キャベジン」という名前のビタミンUが特徴的です。このビタミンUは、胃壁の粘膜を丈夫にし、炎症や潰瘍を予防す働きがあります。この他、キャベツに含まれているビタミンKには、血液凝固作用があり、潰瘍で出血した傷口をふさぐといわれています。

キャベツの歴史 -キャベツは大家族

キャベツの原産地は、ヨーロッパの地中海、大西洋の沿岸といわれ、紀元前600年頃、 ケルト人たちが「ケール」という野菜を胃腸薬として栽培したのがキャベツのはじまりといわれています。はじめは球のようなカタチではなかったのですが、ヨーロッパで品種改良が重ねられ、球状のキャベツが誕生しました。また、このケールからは、ブロッコリー、コールラビ、カリフラワー、芽キャベツ、紫キャベツ等たくさんの野菜が生まれています。キャベツには親戚がたくさんいるのですね!日本へは江戸末期に伝えられ、大正期になって現在のキャベツに近い品種が日本で栽培されるようになったということです。

キャベツの旅

キャベツの効果的な食べ方、調理方法は?

キャベツのビタミンCは、外葉に最も多く含まれています。そして中心にいくにつれ少なくなり、芯の周辺で再び多くなります。大きめの葉であれば、1枚で一日のビタミンC必要量の半分程度をとることができます。また、ビタミンCやキャベツに多く含まれているビタミンUは水に溶けやすく熱に弱いので、煮たり炒めたりするときは、煮汁も捨てずに利用すると良いでしょう。
胃に優しいキャベツを、みなさん、どんどん食べてくださいね!


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