原産地は、アフガニスタン。山がちな地形のアフガニスタンでは、山の南斜面と北斜面では日当たりや気温が違うため、北側では黄色いにんじんが、南側では赤や黒紫のにんじんが野生していたのだそうです。
13世紀になって北側の黄色い人参がヨーロッパに伝わり、オランダで品種改良がすすんで、西洋系「カロチンにんじん」が生まれました。その西洋系は、直接ヨーロッパからとアメリカ経由の2ルートで、日本へたどり着きました。
一方、南側で育った品種は、東洋系にんじんとして、インド、中国を経て日本に入ってきました。現在、京にんじんともよばれている関西の「金時にんじん」がそれです。先が細く、深い紅色をしています。 |