Salad Cafe
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ベジタブル&フルーツマイスターが教える知っトク!なっトク!野菜と果物のマメ知識
今月のお題は…
さといも
に自生するやまいもに対して、「里に植えるいも」の意味で田芋や家芋(イエツイモ)ともいいます。原産地はインドからマレー半島にかけた熱帯地方で、稲作以前は主食とされていたようです。

サトイモ科は大きく4つに分けられます。1つは親専用いもの「筍芋」で、地上に半分以上も頭を出しているのが特徴。現在宮崎県から出荷されている「京芋」がそうですが、古都を連想させる名前ですね。
2つめは葉柄用品種の「蓮芋」で、ずいきが2メートル以上になり、アクがないので和え物、酢の物、煮物などにピッタリですが、大部分は業務用として料理屋、旅館などにいってしまいます。主産地は高知県です。

3つめは親子専用種として「八ツ頭・唐の芋・セレベス」などがあります。八ツ頭を地方によっては「九面芋」と呼ぶところもありますが、美味しさはサトイモ科の中でピカイチです。セレベスは、戦後南方のセレベス島から輸入され肉質は緻密、食味もたいへん良好。

4つめは子芋用種のさといもです。さといもの種類は全国に200種あるといわれ、あかめ、どだれ、えぐいも、といのいも、えりかけなど呼び名もさまざまです。

さといもはデンプンのほか、いも類に比べてカリウムを多く含むアルカリ性食品です。漢方では「胃腸を開き、通じをよくし、肌肉を養い、肥白させ虚を補う」と伝えられています。

さといものぬめりにはムチンという成分が含まれていて、消化促進、便秘の解消だけでなく、常食すれば肝臓や腎臓の機能を助けます。漢方的な使い方としては、慢性腎炎には薄く切って黒焼きにしたものが良いとされています。また、皮膚の弱い人は、塩を手に持って包丁を使い、むいたさといもをゴム手袋でもしてよく洗い直せばかゆくなりませんが、調理するときは、洗いすぎてぬめりを落としては効能が半減してしまうので注意しましょう。
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