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ベジタブル&フルーツマイスターが教える知っトク!なっトク!野菜と果物のマメ知識
今月のお題は…
いちご
 最近はハウス栽培のため、11月頃からいちごは店頭に並んでいますので、旬がいつだかわからなくなっています。本来の旬は4月の末から5月にかけてです。

いちごは天保年間にオランダから伝えられ、「オランダいちご」「クサいちご」と言われていました。原産地は南米です。当時は、長崎付近で在日外国人の食用に供するために栽培されていた程度。一般に普及したのは明治時代に入ってから。アメリカから園芸品種が輸入され、品種改良を重ねた結果、現在ある「とよのか」「女峰」などの美味しいいちごになりました。
いちごはビタミンCの王様として知られているように、100g当たりのビタミンCの含有量は果物のなかで一番です。煮詰めるとトロ味がつき、そのままジャムになるように、ペクチンという食物繊維も豊富ですから、味だけではなく、美肌やお通じのためにも、女性に人気があります。

 ほのかな糖分(還元糖)と酸味(クエン酸、リンゴ酸)があるいちごの主成分は、ビタミンCを始めA、B、ミネラル類が豊富に含まれています。ビタミンCは風邪の予防、ガンの予防のほか、強壮効果も期待できます。漢方では、血を補い、渇きをいやし、痰をきるといわれ、ぜんそくや呼吸器疾患の治療にも使われていました。また、利尿効果もあり、むくみや補腎にも有効です。

 民間療法的な用い方をいくつか紹介します。婦人病には、花の咲くころのいちごの葉を乾燥させ、煎じて飲むとよいでしょう。ウオの目には、葉を塩でよくもみ、患部に湿布します。また、新鮮ないちごの絞り汁を地肌と髪に塗ると、養毛効果があるといわれています。

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