| 原産地は中南米の熱帯から温帯地域で、コロンブスによってヨーロッパへ持ち帰られました。日本へは、徳川時代にポルトガル人によって最初に上陸しましたが、これは辛味種のものでした。辛味のない甘いとうがらしの意から、フランスでは「ピマン」と呼ばれる甘味種が上陸したのは明治の初期。後期から本格的に栽培され始めました。
4月〜6月は茨城が中心で、6月から岩手がはしりとなり、7月から福島、北海道と産地が移り、周年出回っていますが、夏バテのころには特に食べてもらいたい野菜です。 主な成分はビタミンA、Cのほか、B1、B2、D、P、鉄分、カルシウムや葉緑素などで、特にCはレモンの2倍近くも含んでいますので、中くらいの大きさのピーマン4個で、1日のビタミンC所要量を補うことができてしまうのです。しかもピーマンのビタミンCは、加熱しても壊れにくいという特徴もありますので、血液中の脂肪代謝を促したり、細菌に対する抵抗力をつけるなど、夏バテ防止、成人病予防には理想的な野菜といえます。 また、葉緑素には整腸作用があり、排泄機能を高めてくれますので、肉料理や油物の害を減らしてくれます。その他、ビタミンAは眼の疲れに、ビタミンPは毛細血管を丈夫にする働きがありますので、高血圧の人にもおすすめです。 |