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東京の市場における取り扱い数量は上から8番目。金額では第1位となっています。施設園芸の普及と品種改良で、岩手県などの冷凉地から宮崎県、高知県など西南暖地まで栽培がされているため、旬の分かりにくい野菜になってしまいました。
3000年以上前から栽培されていた記録があることから、原産はインドかヒマラヤの南山麓といわれています。その後、西に向かったきゅうりは欧米でピクルスやサラダの材料として発達しました。
シルクロードを通り華北へ入ったきゅうりと、東南アジアを経て華南に入ったきゅうりがあり、日本には華南ルートの種が初めに入りました。漢の時代に西域、すなわち胡の国から渡ってきたというので「胡瓜」。また、熟すと黄色くなるので黄色い瓜、すなわち「黄瓜」ともいわれています。
成分のほとんどは水分で、栄養成分としてはカリウム、ビタミンB1、Cなどが豊富。昔から腎臓病、心臓病によるむくみに良いといわれています。トマトやなす同様の夏野菜なので、暑い夏を乗りきるのにはピッタリです。サラダ、漬物、あえ物、酢の物などにして、しっかり食べてください。ただし、きゅうりは身体の熱をとりのぞきますから、胃腸の弱い人、冷え性の人は食べすぎに注意してください。
最近の研究では、きゅうりの蔓には血圧を下げ、コレステロールを低下させる作用があることもわかってきました。また、美容液としても使えます。日焼けの火照りにはきゅうりパック。スライスしたきゅうりを顔にのせ、乾いたら取り替えます。火照りをとるだけでなく、肌をうるおしてくれます。化粧水を作るには、種を取り、しぼり汁だけを集めます。栽培している場合は、蔓を地上30cmのところで切り、ビンの中に入れて汁を取ります。保存は、汁1合にアルコール5cc、ホウ酸1gの割合で混ぜればOKです。
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