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ベジタブル&フルーツマイスターが教える知っトク!なっトク!野菜と果物のマメ知識
今月のお題は…

かぼちゃ
   かぼちゃの花を見たことがありますか。明るい黄色をしていて、大きく目立つので、花言葉は「広大」だそうです。

   東南アジアのカンボジアからポルトガル人が伝えたことからその名がついたとされていますが、1770年刊行の「武甲年鑑」に“かぼちゃの小さきものを、とうなすという”とあり、「とうなす」という呼び方もあります。

   また、関西では中国の南京から渡来したとの説があることから「なんきん」と呼ばれ、九州ではポルトガル語の「アボブラ」がなまって「ボーブラ」と呼んでいるところもあります。
  ウリ科のつる植物で、現在は世界中でさまざまな種類がつくられていますが、大別すると、日本かぼちゃ(食用)、西洋かぼちゃ(食用)、ペポかぼちゃ(食用・観賞用)の3系統になります。日本かぼちゃは安土桃山時代にカンボジアから渡来しましたが、幕末にアメリカから渡来した西洋かぼちゃが、現在私たちの食卓にのぼっている一番ポピュラーなかぼちゃです

 周年出回っていますが、北海道、鹿児島などの国内産は6月〜12月、輸入物は1月から5月と棲み分けされています。天候の影響で出荷がずれた年は、乱高下することもあります。
 
 八百屋などでお客さんが、完熟しているかどうかを見極めるのに爪をたててみたり、花落ちの部分の小さいものを探しているのを見かけます。これは日本かぼちゃの場合。黒皮かぼちゃの場合は花落ちの大きさよりも、肩がいかっていて粉をふいたようなものを、西洋かぼちゃの場合は青みがなく、色の落ち着いたものを選んでください。

 栄養成分は主にデンプンですが、最近人気の黄色いビタミン「カロテン」を多く含み、ビタミンB1、B2、C、鉄分、カルシウムなども含みます。「冬至にかぼちゃを食べると長生きする」ということわざがあるように、これは昔の人の知恵で、冬場にはビタミン、ミネラルなどの栄養価の高い野菜がなかったから、意識して食べなさいという意味です。これだけ重要な栄養素がそろっているのですから、長生きのために冬至に限らず一年中食べて欲しい野菜です。

 主成分であるカロテンは油と相性がいいので、煮物をする場合にも軽く炒めてから煮ると、吸収がよくなります。また、かぼちゃの種は強精、虫下し、不眠症、むくみにも有効ですので、天日に干し、から炒りしておやつがわりにどうぞ。
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