Salad Cafe
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ベジタブル&フルーツマイスターが教える知っトク!なっトク!野菜と果物のマメ知識
今月のお題は…

たまねぎ
  たまねぎをきざむと涙が出るのは、辛味の成分である硫黄を含む硫化アリルが、空気に触れ催涙性物質を発生させるからです。サラダ、スープ、煮物、揚げ物、炒め物やカレーなど用途の広いたまねぎは、私たちの食卓に欠かせない野菜となっていますが、日本に上陸したのは明治10年以降ですから、意外と新しい野菜なんですね。

 国内の主産地と時期は、2月下旬から3月にかけて出回る極早生が静岡、愛知産。4月から5月にかけて出回る早生が佐賀、大阪、兵庫、香川、千葉、群馬などです。秋からは周知のように北海道産の独壇場となります。
   ところで、私たちがいつも食べているのはたまねぎの根、茎、葉のどこか知ってますか?実は葉なんです。葉の下の方の葉鞘(ようしょう)と呼ばれるところが成長し、重なりあって球状になっていくわけです。この部分を1枚づつはがすと魚の鱗に似ているので鱗茎(りんけい)と呼ばれています。

 たまねぎのツンという香りは神経を刺激しますので、昔から枕元において安眠の友とされてきました。漢方では、「消化液の分泌を促し、血液を清潔にし、発汗を促し、風邪・不眠症に有効」とされています。最近の研究ではケルセチンといわれるフラボン系の色素に、血圧降下作用があることも分かってきました。

 また、たまねぎに含まれるビタミンB1含有量はわずかですが、硫化アリルがビタミンB1と結合し、吸収力を大幅に高めるため、筋肉が疲労しにくいといわれています。その他の民間療法として、火傷や虫刺されに汁を塗ったり、虫下しに生食する場合もあります。
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