Salad Cafe
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ベジタブル&フルーツマイスターが教える知っトク!なっトク!野菜と果物のマメ知識
今月のお題は…

さつまいも
 さつまいもはコロンブスのアメリカ大陸発見(1492年)を機に、たばこ、とうもろこし、じゃがいもなどといっしょに中南米大陸からヨーロッパに持ち込まれました。それから約80年の後中国に、慶長10年には琉球(沖縄)に伝来しました。そして、元和元年(1615年)にオランダ人のウイリアム・アダムスによって、九州の平戸へ伝えられたのです。当時は「琉球いも」とか「唐いも」と呼ばれていました。

 その後、徳川吉宗の時代に青木昆陽(あおきこんよう)という人が、凶作の時の救荒植物として全国に普及させていきました。関東では、青木昆陽はさつまいも栽培の祖といわれています。
  穀物のとれない山地や荒地でも重要な作物となっているため、戦中戦後の食料難のときなどに栽培が奨励されました。さつまいもばかり食べさせられた記憶を持っている人もいると思います。

 寒くなってくるとおいしい「石焼きいも」。昔の焼きいも屋さんは「栗より美味しい十三里半」と書いて町を売り歩いていました。これは、栗(九里)より(四里)で足して十三里ですので、それより美味しいから十三里半。栗よりちょっと美味しいことをいいたかったのですね。

 さつまいもを食べるとガスがよく出ますが、これは繊維質が多い証拠。便秘予防を始め、美容効果、整腸、虚弱体質改善などには大変よい野菜です。さつまいもを切ると出てくる白い汁は、胃潰瘍などの止血に役立ち、皮ごと食べると胃もたれをおこしません。また、カルシウムやリンに富み、ビタミンCは夏ミカンの2倍もあり、風邪の予防や育ち盛りの子供のおやつには最適です。さつまいもに含まれるビタミンCは加熱しても壊れないので、吸収効率が高く有効です。その他、黒焼きにしたものを煎じて飲めば解熱、発汗作用があります。しもやけには、すりおろしを湿布するとよいでしょう。
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