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れんこんは根、柄、葉、花、実、蓮房、蓮心などすべてが薬になります。とくに根は昔から鼻血や吐血、下血、喀血、産後の出血などを止める作用があることで知られています。最近の研究で、れんこんに含まれるデンプンには、すぐれた止血作用のあることが科学的にも裏付けられました。
おもな栄養分は糖質で、大半はデンプンです。糖質は体内でエネルギーとなり、体を温めます。また、食物繊維も豊富で、腸の蠕動運動を高めて便通をよくするほか、高血圧予防、腸内に発生する発ガン物質を排出するなどの効果も期待できます。野菜に含まれることが少ないビタミンB12を多く含有していることも特徴のひとつです。B12は鉄分の吸収を助けますので、貧血気味の方は、鉄分の多い食品といっしょに食べることをおすすめします。
その他にも、喘息には、れんこんのすりおろしたものとしょうが汁、ハチミツ少々を熱湯で割って飲みます。風邪には、れんこん、だいこん、ねぎの白身をすりおろし、熱湯を注ぎ梅干しをひとつ加えて熱いうちに飲みます。のどの痛みによる発熱には、れんこんとなしのしぼり汁を1対1の割合で混ぜて飲むとよいでしょう。
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