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原産地は中南米で、1000年も前から栽培され、その栄養価から「生命の源」と呼ばれた歴史のある果物です。柑橘類が育つ場所ならどこでも栽培可能で、コロンビア、エクアドル、メキシコ南部に多く自生しています。クスノキ科ペルセア属の植物で、常緑の高木に実がなります。
栽培種には、グアテマラ系、西インド系、メキシコ系の3系統があり、グアテマラ系と西インド系はともに葉が大きくて香りがなく、グアテマラ系は冬から春に、西インド系は夏から秋に熟します。これに対し、メキシコ系の葉は小型でウイキョウに似た香りをもち、果実が小さく耐寒性があるという特徴があります。
アボカドは、栄養価の高い果物としてギネスブックに名前が記されているほどで、リジンなどの良質タンパク質、鉄分、カリウムを始め、11種類のビタミン、14種類のミネラルを含みます。
「森のバター」という異名があるほどで、脂肪分を約20%含みます。トロリとした味わいはこのためです。脂肪分が多いと肥満や成人病が気になるところですが、この脂肪は植物性なのでコレステロールの心配がありません。それどころか不飽和脂肪酸であるビタミンEも含まれていますので、細胞の酸化を防ぎ老化を防止する効果が期待できます。
また、脂肪の代謝を早めるビタミンB1やB6、便通をよくする繊維質や血圧を下げる効果のあるカリウムなども豊富に含まれていますので、栄養補給が必要な病中病後、便秘、高血圧、動脈硬化などの成人病予防にたいへん有効な果物といえるでしょう。
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