 |
主産地は長野と静岡で、全生産の7割程度を占めており、初夏から初冬にかけては長野産、初冬から初夏にかけては静岡産と両県が周年供給しています。しかも、大変めずらしいことですが、両県は協力して切替え時期や供給計画等を決めているのです。
高級洋野菜のイメージが強かったのは昭和40年代から50年代の頃のこと。当時は他の野菜のキロ単価が130円くらいで、セルリーは200円もしていましたから、ちょっと高かったですね。でも今ではあまり高いというイメージはありません。あるとすれば、それはサラダとしての食べ方しか知らない人でしょう。国内産は、葉柄が淡い緑色で柔らかいコーネル系の中間種で、もっともサラダに適した品種ですので、サラダとして食べるのはおおいに結構ですが、それでは一部分しか食べられません。もっといろいろな食べ方を知るとポピュラーな野菜だということに気づくはずです。
主な成分はビタミンB1、B2、Cや繊維質。ミネラルではマグネシウムや鉄分を多くふくんでいますので、貧血の改善、生理不順、更年期障害などによい野菜といえるでしょう。また、中間種は淡色野菜のわりに葉の部分にはカロチンを多く含んでいます。キャベツやキュウリ以上にビタミンA効力が期待できますので、サラダを作るときは葉も食べるようにしましょう。
欧米などでは疲労回復、食欲増進、不眠、肝機能、強壮などによい薬草として考えられていますので、サラダだけではなく、スープ、炒め物、肉の香りづけ等、幅広く用いられています。最近の中国での研究によると、血圧降下作用があることがわかってきたということです。
|