Salad Cafe
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ベジタブル&フルーツマイスターが教える知っトク!なっトク!野菜と果物のマメ知識
今月のお題は…

ヤマブシタケ
ヤマブシタケ   毎回旬のお野菜や果物のマメ知識をご紹介するこのコーナーですが、今回から不定期に最近店頭で見かけるようになったニューフェイスを私ことベジタブル&フルーツマイスターのおおにしあゆみがレポートします。
  第1回目は「ヤマブシタケ」。みなさんご存知ですか、ヤマブシタケを。先日普段あまり行かないスーパーで発見。何やらふさふさした白いぼんぼり状の怪しげな風情。大きさは10〜15センチ。私が今まで見たきのことはまったく違う顔つきです。お値段は1個158円。炒め物や天ぷら、お味噌汁にとあります。
 
  きのこは一般的に独特の香りや旨みがあるし、カロリーが低い、食物繊維が多い、制ガン作用があるなどと言われ、おいしいヘルシー食材の代表格に挙げられますよね。でも私、あの独特の香りと形がどうにも苦手。でも店員さんによると、このきのこはヘルシー素材として最近テレビでも紹介されている模様。それではと、勇気を出して買ってみました。

  調べて見ると、中国ではテナガザルの頭の形に似ているから猴頭(ホウトウ)と呼ばれているとか。熊の手、ナマコ、フカヒレと並び四大山海珍味と評され、粉末にしたものは漢方薬にも使われているそうです。日本でも栽培され、山伏が衣装につける飾りに似ているので山伏茸と呼ばれているそうです。スーパーで生を買いましたが、あとで乾物も発見しました。(乾物は高価でした)

  いよいよテイスティング。乾物は戻して生は酢をたらしてゆでますが、他のきのこに比べてくにゃくにゃした食感。野菜スープや炊き込みご飯にしてみると、香りが少なくほろ苦さが残りました。これはきのこの香りが苦手な私には逆にうれしい効果。野菜スープでは傘のふさふさに汁がギューと詰まりとてもジューシーでした。次はサラダ。きゅうり、ハム、しょうがと一緒にノンオイルの中華ごまドレッシングで和えてみました。しょうがの香りがさっぱりとして、きのこの苦味を和らげてくれ、おいしかったです。次に炒め物。ごま油を注いだフライパンにゆでたインゲン、トマトの角切り、ヤマブシタケを順に入れ、オイスターソース味で炒めました。トマトの酸味とヤマブシタケのくにゅくにゅした食感が程よくマッチした甘酸っぱい中華風炒め物に仕上がりました。一番食べやすかったです。今回は作りませんでしたが天ぷらにも良いそうです。

  整理すると、乾物は苦味が強いけど、歯ごたえは良好。お料理によって生と乾物を使い分けるのがよいでしょう。あとはきのこ全般に言えますが、水分が多いので炒める時は最後に入れないとベチャっとします。そして傘のふさふさは表面積がとても大きいので、油や調味料の味を全て吸ってしまうので要注意です。スープは良かったのですが、炒め物では最初から入れて大失敗しました。仕上げ直前にヤマブシタケを入れてください。

  みなさまも一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

  シェフのレシピは「カラダがよろこぶヘルシー特集」で。
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