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ベジタブル&フルーツマイスターが教える知っトク!なっトク!野菜と果物のマメ知識
今月のお題は…

なし
なし   暑さに参ったとき、水分がたっぷりつまったナシを「シャリッ」と食べると、思わず笑顔になりませんか?7月4日は語呂合わせでナ(7)シ(4)の日でした。ナシには日本ナシ、中国ナシ、西洋ナシの3種類があります。日本ナシはニホンヤマナシを基本としており、日本書記に栽培方法が記載されているほど古い歴史を持っています。

  日本ナシには果皮の色で褐色の赤ナシと、緑、緑黄色の青ナシがあり、品種は幸水、豊水、新水の三水(さんすい)のほか、新高、二十世紀、長十郎、新興、南水などがあります。中国ナシは日本ではあまり普及されておらず、鴨梨(ヤーリ)、紅梨(ホーリー)、慈梨(ツーリー)などがあります。日本ナシ、中国ナシともにシャリシャリ感、ざらざらした舌ざわりから、英語で「サンドペア」とも言われています。
  西洋ナシは有史以前から栽培されており、日本へは明治初期に入ってきました。未熟果を収穫し追熟させます。ラ・フランス、ル・レクチェ、パートレット、シルバーベルなどがあり、香りが強く、濃厚でねっとりとしているため「バターペア」とも呼ばれています。
 
  長十郎は明治28年頃、川崎市のなし園で偶然実生として発見されました。赤ナシの代表品種として多くの生産量を誇っていましたが、現在は大幅に減少。9月上旬〜中旬に熟果し、重さは250〜300グラム。肉質は硬めで多汁、甘みがあります。幸水(こうすい)は昭和34年に農林省園芸試験場(当時)から発表されました。三水のなかでも人気が高く、8月中旬〜下旬に熟果、重さは300グラム前後で酸味がなく多汁で甘いナシです。

  新水(しんすい)は昭和40年に農林省園芸試験場(当時)から発表されました。重さは250〜300グラムでやや酸味があります。7月末〜8月中旬に熟果する早生です。豊水(ほうすい)は、昭和47年に農林省園芸試験場(当時)から発表されました。重さ350〜400グラムと大玉で日持ちが良く、甘味が強く、酸味もあり多汁です。8月下旬〜9月中旬に熟果します。

  二十世紀は明治31年に千葉県松戸市で偶然実生として発見されました。青ナシの代表品種で重さは300グラム、甘味も酸味もあり多汁です。9月中旬〜下旬に熟果します。新高(にいたか)は新潟県と高知県の原産を交雑したため、県名から1字ずつを取り新高と命名、昭和2年に発表されました。実は大変大きく平均500グラムあり、大きいものだと1kgにもなります。品質が良く果汁が多く、日持ちがするナシ。9月下旬〜10月中旬に熟果する晩生種です。

  ラ・フランスはフランス・ビエンヌで発見され、日本へは明治36年に導入されました。果皮は緑黄色で食べ頃は10月中旬ごろです。重さは250グラム程度で香りが良く、食感は滑らかで果汁も多くとても甘く美味です。ル・レクチェは仏産ベルガモット・フォルチュ二ーと英国産パートレットを交配し1882年に育成、日本へ明治36年に導入されました。果皮は緑色で追熟して黄色になると食べ頃、重さは約350グラムで酸味が少なく甘味が多く、肉質はち密で品質は良好。食べ頃は11月〜12月です。

  梨は約90%が水分でカリウムが豊富です。利尿作用があり、むくみを取り除く効果があるほか、解熱作用があるため、体の熱を冷ます効果があります。ざらざら感のもととなっているペントザンは便秘解消に効果的です。
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