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大変個性の強い野菜です。まずあの特有の臭いのため、にんにく料理を食べたあとは、なかなか人前に出られません。これは、精油アイリンという物質の細胞が加水分解してアリシンという臭気の素になるためです。
また、にんにくは精力剤としての効果をもっています。昔、寺院の山門には「不許葷酒入山門」(葷酒山門に入るを許さず)と記されていたそうです。葷(クン)とはにんにくのことで、酒池肉林に至るにんにくと酒は仏門にはご法度だった、ということ。精力がつきますから、修行中の若いお坊さんにとっては「色即是空」も効き目がなく、仏罰の当たるような行為をしてしまっては困るというわけです。その他、調味料や薬用としても存分に個性を発揮しています。 |