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食べ物の臭みを取る作用があるので、魚のアラや背の青い魚の煮つけ、焼肉の煮汁にはたいてい使われています。寿司に付いてくる「ガリ」もその効用を生かしたもの。そのガリの起源の一番有力な説は、谷中しょうが説。江戸時代に、今の台東区谷中一帯でとれる「谷中しょうが」を刺し身など生のさかなを食べたあとの口直しにする風習があり、ガリガリと音をたてて食べることから「ガリ」と名付けられたそうです。
食材としても多種多様ですが、薬効が豊かなことでも知られています。「しょうが」を処方した漢方薬はなんと70種類以上もあります。身体を温める働きが強いので、風邪をひいたときに生姜湯として飲んだり、甘酒にしょうがをすりおろして飲んだ経験があると思います。その他にも、食欲増進作用や食あたりを防ぎ、胃もたれや腹痛を治す働き(吐き気止め作用)もありますから、薬用野菜として台所には欠かせません。
また、外用薬として、咳のひどいときにはすりおろしたしょうがと小麦粉で湿布をします。冷え性や霜焼けには、しょうがを入れたお風呂で腰浴(座浴)するのも効果的です。
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