関西以西ではスノーフロップ系などの丸サヤの品種が、関東ではケンタッキー系などの平サヤの品種が多いようです。丸サヤは見た目、平サヤは味がよいのが特徴。ここ3〜4年、関東でも丸サヤの生産、消費が伸びてきています。味よりも見た目を重視する傾向にあるようですね。産地は12月〜4月が沖縄、5月、6月は千葉が主流、7月〜9月が福島、新潟と北上していきます。
カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、たんぱく質、脂肪、カルシウム、ミネラルなどを豊富に含み、カルシウムとリンの含有比率は6対5の割合。リンの割合が多いと、カルシウムの体内活用が妨げられるのですが、いんげんならカルシウムが有効に摂取できますので、イライラの解消や骨の強化に適しています。また、ビタミンB群は疲労回復に、カロテンは粘膜や皮膚の抵抗力を高めるのに有効です。
漢方では、血液を清め、身体の酸性化を防ぐ効用があるといわれています。ステーキやハンバーグなどの肉料理の付け合わせによく使われているのは、理に適っているといえますね。また、ひどい下痢には、いんげん豆を粉末にして盃に半分入れ、そこに酢を入れ一杯にしたものを飲んでください。アルコール中毒には、豆50gを水400ccで半量に煎じ、飲む用法もあります。