豆知識
春に出回る「新玉ねぎ」は、ふつうの玉ねぎと何が違う?
2023年4月13日
玉ねぎってどんな野菜?
玉ねぎは、旨み成分が多く、西洋料理のベースに使われるため「西洋のかつおぶし」と呼ばれています。
ふだん目にしているのは「黄玉ねぎ」という品種で、薄皮をむくと中は白色、球のしまりがよく、貯蔵に向き、辛みが強いのが
特徴です。日本での生産量の第一位は北海道で、その生産量は日本の生産量の半分以上を占めています。
新玉ねぎって、ほかの玉ねぎと違うの?
玉ねぎは一年を通して販売されていますが、3~4月に出荷される早取りのものを「新玉ねぎ」と呼びます。
通常の玉ねぎは、保存をよくするために収穫後約1か月間、日陰で風をあてて乾燥しますが、「新玉ねぎ」は乾燥せずにすぐ出荷します。
「新玉ねぎ」は茎がまだ青い状態で切って出荷されるので、下記のような特徴があります。
・辛味が少ない
・みずみずしさと柔らかさがある
・サラダなどの生食に向く
しかし腐りやすく、またすぐに風味が落ちてしまうという欠点もあります。
調理のコツ
◎辛みの少ない新玉ねぎ!生でたっぷりいただきましょう♪
【生で食べるときの辛みを抑える方法】
辛み成分は水溶性なので、「刻んでから水にさらす」と辛みがやわらぎます。
水にさらしすぎると旨みと一緒に栄養分も流れてしまうので注意しましょう。