サラダカフェ通信

伝統野菜を知っていますか?~泉州水なす~

2022年7月1日

伝統野菜を知っていますか?~泉州水なす~

伝統野菜とは?

日本各地には、その土地で古くから採種を繰り返していく中で、その土地の気候風土に適応し、確立した「伝統野菜」が存在します。
大量生産の時代に入ってからは、見た目がよく、病気に強く、収穫量が多いものがたくさん作られるようになり、伝統野菜は少しずつ姿を消していましたが、近年その個性豊かな魅力が再び注目を集めています。

泉州水なすとは?

大阪の泉州地域で古くから栽培されている品種です。一番の特徴は水分量!
水なすという名前だけあって他のなすよりも水分量が多く、瑞々しいのです。
昔は農作業中の水分補給として食べられていたんだとか。

見た目は一般的ななすよりも丸く、卵型をしています。
皮が薄く、アクが少なく、ほんのり甘味もあるので、生でもおいしく食べることができます。

実験!本当に水分が多いの?

一般的ななすと水なすをそれぞれ輪切りにして絞ってみました。すると結果は一目瞭然!
一般的ななすは固めのスポンジのようでしたが、水なすはやわらかく、圧をかけると簡単に水分がたくさん出てきました。
水なすは本当に瑞々しい!!

お店でも好評販売中!「 泉州水なすのわさび昆布風味」

大きめにカットした水なすと大根、きゅうりを、かつおと昆布の旨みが効いたソースであえた浅漬け風サラダです。
噛むと水分がじゅわっと溢れ出る、水なすの瑞々しさを楽しめます。

 

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