クイズ
江戸時代にレシピブックが発売された芋は?
2022年9月15日
江戸時代に、レシピブックが発売されるほど大人気だった芋、なんだと思いますか ?
女性が大好き!と言われていて、お料理はもちろん、おやつなどでもお馴染みのおいもです・・・
そのレシピブックには、盛りだくさんの料理が載っていました
テストテ1798年、「甘藷百珍」という、さつまいも料理のレシピブックが発売されました。そこには、123品ものレシピが掲載されていたといいます。 江戸っ子は、すっぽん、うなぎと並んでさつまいもが大好物だったそうです。美味しいうえに、栄養価も高く、さらには土壌を選ばず荒れ地でも作ることが出来るさつまいもは、度重なる飢餓を救い、江戸時代の庶民には欠かせない食べ物だったそうです。
飢えを救い、美貌も助ける正義の味方
野菜の中で一番多く糖質が含まれているさつまいもは、「甘藷」(かんしょ:甘いいも)という学識名を持っています。
甘いから太るのでは?と思われがちですが、実はさつまいもは高機能・低カロリーで美容にもたいへん効果的な食物です。
主成分は、お肌に良くて、風邪などかかりにくくするビタミンCを含んだデンプンです。とくにさつまいものデンプンは、熱に強く、加熱調理しても豊富にビタミンCを摂取することができます。また食物繊維が豊富なので、便通をよくし、お腹の調子を整えてくれます。
さつまいもの歴史
さつまいもは、3つのルートで世界に広まったと言われていますが、日本には、17世紀ごろ中国から琉球(沖縄)へ伝わり、薩摩(現在の鹿児島県)を中心に栽培されました。その後、八代将軍吉宗のころ、蘭学者・青木昆陽が栽培法などをまとめた書物を書き、全国への普及に一役かったといわれています。