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 彩り豊かで、福を招くお料理が食卓に並ぶ日本のお正月。おせち料理を頬張る時は「ああ、日本人で良かったなぁ」と、しみじみ思える瞬間ですよね。でも、そんなおめでたいお料理も、2日3日と続いていくと、さすがに飽きちゃう…。人間の舌って、なんとも贅沢なものです。そんな食欲の移り気に「さすが!」な救済の手を差し伸べてくれたのが、兵庫県にお住まいの純代さん。海老芋をつかったポテトサラダです。
  そもそも海老芋は、おせち料理の煮物として食べることの多い京野菜。お正月には欠かせない食材です。それをあえて「サラダにしょう」という発想自体がクリエイティブ。ほっこりした海老芋の食感と、見た目にアクセントをつける黒豆が、なんともお正月らしさを演出します。

 海老芋以外の食材を見ても、ハム、海老、アスパラガス、ゆで卵と、味の決め手となるマヨネーズと相性のいいものばかり。また、純代さんのお母さまいわく「黒まめが思いの他マヨネーズと合うのは意外な発見だった」とか。さらに、若いお客さまなどは「ツナを入れても美味しいかも」と。サラダを囲んだ、みんなの美味しい笑顔が目に浮かびます。もちろん海老芋に限らず、里芋などでもOK。ポテトサラダは「ジャガイモでつくる」というセオリーを覆してくれたごちそうサラダです。純代さんのお宅では、いろんなお客さまに喜んでいただけるよう、おせち料理は和洋折衷。なんだかお邪魔したくなっちゃいました。


彩も良いのでオードブルとしても
おすすめできます。

作り方

5人分


海老芋(皮をむいた状態)...500g
玉ねぎ(1/2個)...100g
きゅうり(1本)...100g
アスパラガス(4本)...80g
にんじん...70g
黒豆(塩茹でしたもの)...45g
ロースハム(薄切り2パック)...80g
茹でた海老(ブラックタイガー)...80g
ゆで卵...2個
サラダ菜...30g
塩...小さじ1/3
こしょう...少々
酢...大さじ2
マヨネーズ...1/2カップ
粒マスタード...大さじ1・塩少々

おせちもいいけど、サラダもね!

海老芋のポテトサラダ

作り方

1...海老芋の皮をむき1センチ幅のいちょう切りにし、塩と酢を少々加えて柔らかくなるまで茹でます。茹でた後、熱いうちに下味をつけます。
2...きゅうりを2~3センチの薄切りにして、軽く塩もみし、洗います。
3...玉ねぎを薄くいちょう切りにし、さっと茹でます。
4...にんじんを2~3センチのいちょう切り、または型抜きして茹でます。
5...アスパラガスの根元の皮をむき3センチの長さに切り、ゆでます。
6...ゆで卵を1センチ幅の輪切りにします。
7...ロースハムを1.5センチ平方に切ります
8...海老の皮をむき背わたをとり茹でます。大きい場合は縦に半分に切り分けます。
9...1の海老芋に味付けをして2~8の具材と和えます。
10...サラダボールにサラダ菜をしき、9を盛り付けできあがり。