春に出回る「春キャベツ」は、どんな栄養があるの?選び方や保存方法まで詳しくご紹介!
2023年3月17日
春キャベツって、ほかのキャベツと違うの?
「春キャベツ」とは秋から冬にかけて種をまき、早春から初夏にかけて収穫されるキャベツのことです。
葉の巻きがゆるく、柔らかいのが特徴で、内部まで黄緑色をしています。
葉の厚みと甘みが特徴の冬キャベツに対して、ふっくらとしておりシャキシャキした歯ごたえ、
瑞々しさを楽しむことができます。3月中旬から4月に店頭にたくさん並びます。
やわらかい春キャベツは、せん切りにして生で食べるのがおすすめです。
サラダ、つけ合わせ、ピクルスにはもちろん、お好み焼きにもピッタリです。
キャベツの栄養素は?
現代人の胃をストレスからを守る「ビタミンU」
キャベツには胃炎や潰瘍の回復に効果があるといわれる「ビタミンU」が含まれています。これはキャベジンとも呼ばれている、水溶性ビタミン様物質です。ビタミンUには水に溶けやすく、熱に弱い(加熱すると減少する)性質があり、生で食べると、ビタミンUを最も効率よく摂取することができます。
揚げ物にキャベツの千切りがついているのは、豊富に含まれるビタミンUが胃腸を優しく守ってくれるからなんです。
ずば抜けて豊富なビタミンC
キャベツにはビタミンCが豊富に含まれており、大きめの葉を2~3枚ほど食べるだけで、1日の必要ビタミンCをカバーできます。ビタミンCはかぜの予防や疲労回復、肌荒れの解消などに効果があります。キャベツは、一年中手に入るので、毎日の食事に積極的に取り入れましょう♪
調理のコツ
キャベツをシャキッとさせるには、切り方にポイントが!
シャッキッと歯ごたえを良くしたいときは、芯を自分のほうに向けて、繊維にそって縦に包丁を入れます。
やわらかくしたいときには繊維を立ちきるように横に包丁を入れましょう。
保存方法
◆1玉丸ごと買った際はポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。
◆カットしたものは切り口部分からラップして保存しましょう。