きゅうりってどんな野菜?
一年を通じて出荷され、サラダにも欠かせない存在のきゅうり。
和食では、かっぱ巻き、酢の物、和え物として親しまれており、中華では炒め物、スペイン料理では、スープ類で代表的なガスパチョ等、サラダ以外でも幅広い使い方があります。

きゅうりの栄養
暑い夏に、体を助けてくれる効果あり!
全体の95%以上が水分で、栄養素はビタミンC、カロチン、カリウムなどが含まれますが、その含有量が非常に低く「世界一栄養がない野菜」と言われています。
しかし夏に旬を迎える“夏野菜“にふさわしく、夏バテを解消するパワーが詰まっているんです。
●水分たっぷり!
全体の95%以上が水分なので、暑い夏の水分補給や、火照った体を冷やしてくれる効果があります。
●むくみ解消
きゅうりに含まれるカリウムには「利尿作用」があり、「むくみ」の原因になる余分な塩分を体外に排出させる働きがあります。
また冷房の効きすぎによる体調不調や身体がだるいときなどに効果があります。
選び方のポイント、調理のコツ、保存方法
◆新鮮なきゅうりの選び方
1. 緑の濃いものほど新鮮。
2. いぼが鋭く、触るとチクチク痛いもの。(いぼがない品種もあります)
3. 端から端までの太さが均一なものほど良質。

◆保存方法
乾燥や低温に弱いので、ラップやビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
参考文献:『からだにおいしい 野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)