【サラダカフェ通信】 今気になる食の話題やトレンドを、サラダカフェのスタッフがお届けいたします!
たんぱく質の効果的な食べ方
たんぱく質の効果的な食べ方

脂質・炭水化物と並ぶ三大栄養素のひとつである「たんぱく質」。身体を作る主要な成分であり、生きていくうえで欠かせません。そんなたんぱく質のより良い摂り方を学んでいきましょう!


たんぱく質はなぜ必要?

わたしたちの筋肉や臓器、皮膚、細胞、髪、ホルモンなどは主にたんぱく質からできています。つまりたんぱく質はわたしたちの体を作る成分であり、健康な身体作りに欠かせない栄養素なのです。体内のたんぱく質は、常に分解(こわす)・合成(つくる)を繰り返しています。分解されるとアミノ酸になるのですが、新しく合成するには、体内では作ることができないアミノ酸(=必須アミノ酸)が必要になるため、毎日の食事から摂ることが重要です。


動物性と植物性 ダブルで摂ろう!

たんぱく質には、肉、魚介類、卵、乳製品などに含まれる動物性たんぱく質と、豆、豆製品、野菜、穀物に含まれる植物性たんぱく質の2種類があります。動物性たんぱく質には、必須アミノ酸が多く含まれていますが、動物性たんぱく質を含む食品(肉、魚介類、卵、乳製品)は脂質を多く含みます。一方で植物性たんぱく質を含む食品(豆、豆製品、野菜、穀物)は、低カロリー・低脂肪。また、食物繊維を多く含むという特徴があります。それぞれにメリットがあるので動物性、植物性両方の食材からたんぱく質を摂るようにしましょう。


管理栄養士考案レシピ
レモン香る
たらとお野菜のフライパン蒸し

動物性たんぱく質(たら)と植物性たんぱく質(豆腐)を一緒に摂ることができます。


体にうれしい たんぱく質の働き

①体を温める
たんぱく質は炭水化物や脂質よりも、体内に熱を生む効果があります。(各栄養素単体で摂取した場合の比較)生姜やにんにくなどの体を温める食材と一緒に摂ることで、より効果アップを期待できます。


管理栄養士考案レシピ
手羽元の
豆乳サムゲタン風スープ

動物性たんぱく質(鶏肉)と植物性たんぱく質(豆乳)を一緒に摂ることができます。血行促進作用がある生姜と、たんぱく質代謝を助けるビタミンB6を多く含むにんにくを一緒に摂ることで、身体を温める効果UP!


②肌の調子が良くなる
美肌のために重要なコラーゲンもたんぱく質の一種です。

③免疫力を高める
体内のたんぱく質が不足すると、たんぱく質の分解が進み、体力の低下や筋肉の減少に繋がります。結果、疲れやすくなったり、風邪をひきやすくなってしまいます。日頃からたんぱく質をしっかり摂り、健康な身体を目指しましょう!


ビタミン食材をプラスしてさらに元気に

たんぱく質を効率よく摂るポイントをご紹介します。

①たんぱく質+ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助けます。
食材例:まぐろ、かつお、レバー、にんにく、バナナ

②たんぱく質+ビタミンACE
ビタミンACEの抗酸化作用で肌にうるおいを与えます。
食材例:春菊、ほうれん草、小松菜、さつまいも、じゃがいも、ねぎやかぶなどの緑の部分


管理栄養士考案レシピ
牛肉とバナナのカレー

ビタミンB6が豊富なバナナを入れることでたんぱく質(牛肉)の代謝を助けます。またコラーゲンの生成に必要なビタミンCを豊富に含む緑黄色野菜も一緒に摂ることで、より健康な肌に!



監修:管理栄養士 渡邊 真衣子(ケンコーマヨネーズ株式会社)
   管理栄養士 西尾 百合恵(ケンコーマヨネーズ株式会社)

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