日本史クイズ
江戸時代に、お茶菓子として食べられていた
根野菜とは?
今回は、大ヒント!
おなかの調子をよくしてくれる
野菜といえば…
答えはイラストをクリック!
よっ!江戸の人気者!
江戸時代に刊行されたレシピブック『料理物語』。そこには、ごぼうの調理法のひとつに「茶ぐはし(茶菓子)」が書いてあるそうです。江戸時代の人々は、ごぼうでティータイムを楽しんでいたのですね!
また、江戸の庶民の間では相撲の番付にならって、いろいろなものを番付する表が大流行!その中に「日々徳用倹約料理角力取組(ひびとうようけんやくりょうりすもうとりくみ)」という節約おかずの番付表があり、ごぼう料理は沢山ランクインを果たしていたようです。中でも、きんぴらごぼうは野菜料理の「小結(第3位)」。当時、ごぼうが人気の高い食材だったことが判りますね!
もう一つ日本史クイズです。
ごぼうが日本にやってきたのは、いつ頃かご存じですか?
時期は定かではないものの、平安時代の書物にごぼうが出てくることから、約1200年前には野菜として栽培され、食べられていたと考えられているそうです。
そして、ごぼうを食用にしている国は日本ぐらい…ということも知っていましたか?
初めてごぼうを食べたと考えられている中国でも、ごぼうは食材としてではなく、薬草として用いているのだそうです。他の国では、「ごぼう=土・根っこ」のイメージが強く、食べるにはちょっと…という人が多いのだそうですよ。
ほんとうは、美味しくてカラダに良い野菜なのに…。ごぼうの美味しさを世界に伝えたいですね!
ごぼうを漢字で書けますか?
字をみると、「なんで、牛?」「蒡って何?」そう思いますよね。
中国では、大きな草木を表現するとき、「牛」の漢字を使うのだそうです。「蒡」というのは、草の名前。ごぼうが蒡という草に似ていて、それより大きな植物であったため「牛蒡」と名が付いたのだそうです。動物の牛とは関係がないようですよ!