【特集レシピ】 ひとつのテーマに焦点を当てて、それに合ったレシピをご紹介します!
わたしたち日本人にとってお正月といえば1月1日。
しかし中国や韓国、ベトナムなどアジア各国では旧正月に新年の始まりを祝います。
ちなみに日本でもかつては旧正月を祝っていました。
旧正月とは旧暦(太陰暦)のお正月のこと。この日付は毎年1月21日~2月20日ごろの間で変動します。
中国では春節と言われ、一年で最も大切な祝日として位置づけられています。
日本ではお正月におせちや雑煮など縁起の良いものを食べて新年を祝いますよね。
他の国でも同様に、お正月の定番料理がたくさんあります。
今回はアジアの旧正月で食べられる料理を、サラダカフェ風にアレンジしてご紹介します。

香港や台湾、中国南部では年糕というお餅を食べます。これは「年糕」(ニェンガオ)の読み方と「何事も年々上昇する」という意味である「年年高昇」の「年高」の読み方が似ていることから、年糕を食べて新年がさらによい年になることを願って食べられます。年糕にはさまざまな味や形がありますが、中でも有名なのが飲茶の定番でもある「大根餅」です。
本来は大根をすりおろしたり蒸したりと手間のかかる料理ですが、これを簡単に作れるレシピにアレンジしました。 だいこんは2種類のカットで食感の違いを楽しめるように!片栗粉を使って簡単にもちもち食感を再現しました。
大根は冬野菜。旧正月の寒い季節は大根が最もおいしくなり、栄養価も高くなります。大根餅を食べて健康に&縁起を担ぎましょう!

桜えび香る
大根餅
アジアの旧正月でよく食べられる大根餅をサラダカフェ風にアレンジ☆

中国北部では年越しに餃子を食べます。餃子は昔の貨幣の形に似ていることから、食べると金運があがると考えられています。また餃子は「食べる」+「交わる」+「子ども」と書くことから、子宝に恵まれるという意味も持ち、中国の結婚式でもよく食べられる縁起の良い料理なのです。
お肉の代わりに豆腐と小魚を使ってヘルシーな餃子に仕上げました。野菜もカルシウムもたっぷりな餃子です。

カルシウムたっぷり!
小松菜とじゃこの骨太餃子
お肉の代わりに豆腐と小魚を使ってヘルシーな餃子に仕上げました。