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緑黄色野菜の代表格「にんじん」の栄養や選び方、おすすめレシピをご紹介!

2023年9月25日

緑黄色野菜の代表格「にんじん」の栄養や選び方、おすすめレシピをご紹介!

緑黄色野菜の代表格、にんじん。

にんじんに豊富なβカロテンは体の中でビタミンAに変化します。

皮膚や粘膜を守ってくれるビタミンAは乾燥が気になるこの季節には欠かせません。

今回は見た目も鮮やかで栄養豊富なにんじんのお役立ち情報をお届けします。

にんじんってどんな野菜?

セリ科の代表格。
鮮やかでかわいらしいオレンジ色が特徴で、食卓に彩りをプラスできる野菜です。緑黄色野菜のひとつで、βカロテンが豊富に含まれます。旬は、秋~初冬といわれています。

にんじんの栄養

代表的な栄養素は「βカロテン」です。
βカロテンは抗酸化作用があり、がん予防や老化防止に役立ちます。また、βカロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にして、免疫力を高めます。
 
βカロテンは油に溶けやすい栄養素なので、油で調理すると効率よく摂取できます。調理の際は、炒める工程をプラスしたりとひと工夫すると効果的。
また、βカロテンは皮に多く含まれるので、皮ごと食べることをおすすめします。

にんじんの選び方

部位でみてみよう!

部位でみてみよう!

●葉
葉つきで出荷されている場合は、緑が鮮やかでみずみずしいものを選びましょう。変色している場合は鮮度が落ちている証拠。よく確認しましょう。

●ヘタ
ヘタの部分が赤くて小さいものは実が詰まっていておいしい証拠。大きいものは成長しすぎて、硬くて味が落ちているので要注意。

●軸
みずみずしく、変色していないものを選びましょう。また皮は、全体的に色が均一なものを。表面もツヤがあり実が締まっていてしっとりした感触のものが良好。ひび割れや、傷があるものは避けましょう。

にんじんの保存方法

ポリ袋などにいれて、野菜室で保存しましょう。また、保存中にヘタから葉が生えてしまっていること、経験したことありませんか。
ヘタや葉付きのまま保存すると、栄養がどんどん吸い取られていってしまうので必ず切ってから保存しましょう。

にんじんの調理のコツ

 
栄養分のほか、香りやうまみも皮に多く含まれます。たわしなどを使ってきれいに洗って皮ごと調理をしましょう。また、皮をむいた場合は、きんぴらやスープに加えたりなどして利用しましょう。
 
下処理の工夫
にんじんの独特の香りを低減させるためには、酸味が効果的です。
生の場合は、切った後塩もみして水気を切った後にお酢を加えます。にんじん臭さを減らすことができます。また、酸味をプラスすることで甘みをアップすることができます。
お酢以外では、かんきつ類やヨーグルト、梅干しとの相性も良く、甘みを引き出せます。
 
切り方の工夫
にんじんは、程よい硬さにより、クッキー型などの型でくりぬくことができます。色合いもかわいらしいので、トッピングに型で抜いたものをのせてみてはいかがでしょうか。にんじんが苦手な子供も喜んで食べてくれるかもしれません。
 
 
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