冬においしい!大根の調理のコツは?選び方や保存方法まで詳しくご紹介!
2022年12月8日
大根ってどんな野菜?
大根の95%以上は水分で、寒くなるほど凍りやすくなります。凍ってしまうと大根自身がダメになってしまうので、
凍らないように糖分をため込む性質があります。
冬は糖度を増して種を守り、夏は腐らないよう辛みを持つようになっています。
大根の栄養素は?
<根の部分>
95%が水分で、消化酵素のジアスターゼ、胃液の分泌を促進してくれる辛み成分のアリル化合物が豊富に含まれています。
これらの成分は、消化を助け整腸作用があるとされています。ジアスターゼは熱に弱いので、大根は生のまま食べるのが効果的です!
<葉の部分>
カロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維が豊富な緑黄色野菜です。葉は、炒めたりおひたしにしたりすると美味しくいただくことができます。
大根を購入したら葉の部分まで大いに活用しましょう!!
選び方
◆葉の色が緑でみずみずしいもの
◆ヒゲ根が少なくハリとツヤがあり、ずっしりと重みのあるもの
調理のコツ
部位別調理
大根は上の方が甘く、下に行くほど辛みが強くなります。
調理方法に応じて、使う部位を選びましょう。
・葉に近い首の部分・・・甘みが強くやや固めなので、おろしやサラダにおすすめです。
おろすとビタミンCが減少するので、酢を加えるのがよいです。
・やわらかい中央部分・・・おでんや風呂吹きなどの煮物向き。
・先端部分・・・辛さを活かして、薬味などに使いましょう。
保存方法
まず葉と根を切り分けます。
葉から水分がどんどん蒸発するので、すぐに切り分け別々に保存するのがポイント!
使いかけや、切り分けた大根は、ラップで包み冷蔵庫で保存します。
自然に近い状態におくことも、鮮度を保つコツのひとつ。畑で栽培されていたときのように立てて保存しましょう。
1本丸のまま保存する場合は新聞紙に包み、冷暗所で保存しましょう。
葉は、切り分けた後に茹でて冷凍保存するのがおすすめです!