

崩れやすい豆腐とピータンは少し大きめに!
「食欲がなくなる夏場は、このサラダを食べて乗り切って!」とプロの料理人が手を挙げてくれました。その方は、川崎市百合丘の中華料理店「カッパ大王」を営む店長さん。早速お店に伺うと、「素材を切ったらソースで和えるだけ。誰でも簡単に美味しく作れます」と優しいお言葉をいただきました。
テンポよく材料を切っていく店長さんですが、ここでプロならではの技を発見!まず一つ目は、きゅうりの種の部分を取り除くこと。これで仕上がりの水っぽさを抑えてくれます。そして二つ目は、材料をひと口サイズの角切りに揃えること。このひと手間で食べやすさはもちろんのこと、見栄えも格段にアップするのです。なるほど…と納得している間にも、今度はソースの和え方にもさらなる技を発見!二度に分けて和えることで、一度目が下味、水分が出たところで最初のソースの汁気を切り、二度目のソースでしっかり味付けをします。そして最後の盛り付けでは、レタスを器に見立てて、なんとも涼しげな仕上がりに!プロのセンス溢れるこのサラダ、山椒の香りがふんわりと食欲を誘い、きゅうりとセロリが「シャキシャキ」、豆腐とピータンが「ほろり」と、食感がとってもリズミカル。うん、今年も食欲旺盛な夏がやって来る予感がします!
常連さんが試食中。
食べる直前に和えるのがgood! 。
2人分
ピータン…1個
木綿豆腐…2分の1丁
トマト…2分の1個
ザーサイ…大さじ2
きゅうり…2分の1本
セロリ…3分の1本
しょうが…小さじ1
レタス(盛り付け用)…1枚
(ソース)
しょうゆ…大さじ4
酢…大さじ2
ラー油…小さじ1(お好みで調整)
ゴマ油…大さじ1.5
砂糖…小さじ1
塩・コショウ…適量
今年の夏は、プロの技を食卓で!
豆腐とピータンの中華風コロコロサラダ
1...豆腐は約1時間、水切りをしておきます。
2...しょうがと長ネギは小さく片切り。その他の野菜は、約2センチの角切りにします。
3...ソースの材料を混ぜ、3分の1を残し、2と混ぜ合わせます。
4...少し置いた後、出てきた汁気を切ります。
5...お酢、オリーブオイルを入れ、混ぜ合わせて出来上がり。
(お好みで山椒を少々、揚げたワンタンの皮をのせます。)