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余ったアレで中華まん作り!

余ったアレで
中華まん作り!

ハンバーグやコロッケなどフライのつなぎに欠かせないパン粉。でも、一度料理に使ったあとは、どうしても余ってしまいがち。
今回は、余ったしまったパン粉を使って、ミニ中華まんを作ります。
通常の中華まんは、小麦粉で作った生地を1時間発酵させて作りますが、パン粉なら手軽に短時間で出来るので、朝ごはんやおやつにぴったりですよ!

 

材料(ミニ中華まん 1個分)

パン粉...大さじ5
炭酸水...大さじ2〜3
(パン粉の目の粗さで量を加減してください。)
具材...お好みで!
※ 今回は、つぶしたかぼちゃで、ヘルシーな「かぼちゃんまん」を作りました。

 

パン粉に炭酸水を加え、よく混ぜます。

 

具材を入れて、具がはみ出ないようにラップで包み、ラップの上をギュッとしぼります。500Wの電子レンジで1分半* 温めましょう。(* 電子レンジの性能により、時間は調節してください。)

 

ラップを取る前に、フキンなどに包んで、軽く握って形を整えます。この時、中華まんは熱くなっているので、気をつけてくださいね!

 

ミニ中華まんが出来ました!肉まんならシューマイを、チーズとトマトソースでピザまん、チョコレートを入れれば甘い中華まんも作れますよ!


●炭酸水を牛乳に代えると、しっとりした甘味の中華まんになります。
 

パン粉で中華まんの皮ができるわけ

パン粉の「パン」と「中華まんの皮」の正体は、小麦粉。

小麦粉でパンや中華まんの皮を作るには、小麦粉の中の「デンプン」の性質を利用します。小麦粉の中のデンプンのひとつ「アミロペクチン」は、水と加熱によって変化を起こします。

水と加熱で小麦粉のデンプンが膨らむ!

アミロペクチンは、ブドウ糖が枝分かれしたような構造をしています。最初は、枝を完全に閉じた状態になっています。これに水を加え加熱すると、アミロペクチンの構造が緩み、隙間に水の分子が入り込んで、枝の部分を大きく広げて膨張します。
この膨らんだ状態が、パンや中華まんの皮なのです。

デンプンの変化

炭酸水を入れると、さらに膨らむのは?
パン粉に炭酸水を加えると、炭酸の泡(二酸化炭素)がパン粉に入り込みます。その泡を温めると、熱の圧力をうけて、生地が膨らむそうですよ。


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