極小トマトはメイドインジャパン!
大型スーパーやデパートの食品売り場で、最近目立っているトマトのコーナー。
他の野菜に比べてサイズ・種類が豊富で、10種類以上取り揃えている店が少なくありません。
ミニトマトでさえ、赤、黄、オレンジ、紫、緑など様々な色が出回っていて、
形も丸いものだけでなく、卵型やイチゴ型など数えきれないほどの種類が登場しています。
ミニサイズのトマトの中で最も小さいのが「マイクロトマト」。
直径は約1cmで、一般的なミニトマトの10分の1以上も小さいのです。
小さいけれど、お味はしっかりトマト、フルーティーなんですよ。
マイクロトマトは愛知県の農家が作ったのがはじまりですが、意外なのは、生い立ちです。
極小トマトを作ろうと、農家の方々が品種改良を重ねたのではなく、
こぼれた種から自然に発生したものを育てているうちに、小さい小さいサイズのトマトが出来たのだそうです。
実は、野生種のトマトは小さいんです。
植物学者達の調査では、トマトの故郷と言われている南米のアンデス高原に、
数種類の野生種のトマトが自生していることがわかっていて、
いずれも、たくさんのとても小さな実をつけたトマトなのだそうですよ!
スーパーやデパートの食品売り場でマイクロトマトを見かけたら、
ぜひお試しください。
なければ、ミニトマトをサラダ料理にして、美味しく食べてくださいね!