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さびないカラダをつくる! 抗酸化ビタミンの賢い摂り方~管理栄養士監修シリーズ7~
さびないカラダをつくる! 抗酸化ビタミンの賢い摂り方〜管理栄養士監修シリーズ7〜

ストレスを感じやすい、紫外線をよく浴びる、食事バランスが乱れがち、喫煙している・・・など、日々の生活であてはまるものはありませんか?これらは体内で活性酸素が増える原因と言われています。
活性酸素とは普通の酸素よりも、酸化させる力が強い酸素のことです。体内で活性酸素が増えると、がんや生活習慣病などに繋がります。この活性酸素の働きを抑制するには、抗酸化力を持つ栄養素を摂ることが大切です。今回はその中でも抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA,C,Eを上手く摂取するポイントをレシピとともにご紹介します!

ビタミンの分類と多く含まれる食材例



Point ① 油は悪者じゃない!色が濃い野菜は油と一緒に

油は健康に悪そう、太りそうというイメージを持たれがち。しかしビタミンAやEなどの脂溶性ビタミンは油との相性が抜群です。炒め物のように油と調理したり、肉や魚などの脂質を含む食材と一緒に食べると吸収率が高まります。

カラフル野菜のピリ辛チャプチェ

ビタミンA,Eはにんじんやにら、パプリカなど色が濃い野菜に多く含まれています。

カラフル野菜のピリ辛チャプチェ

ビタミンB 0.07mg、ビタミンB12 1.3μg、ナイアシン 6.26mg

1人分当たり


Point ② 無駄にしない!ビタミンCはスープで汁ごと

ビタミンCは水溶性ビタミンと呼ばれ、水に溶けやすい性質なので、水にさらしたり茹でることでビタミンが流出してしまいます。加熱調理をするときはスープのような汁ごと食べる料理にすることで無駄なく摂取できます。

すりおろしにんじんのスープ

野菜に含まれるビタミンCが溶け込んだスープです。ベーコンを入れることで旨味のある味わいになり、油がビタミンの吸収を助けてくれます。

すりおろしにんじんのスープ

ビタミンA 76.3μg、ビタミンC 22mg、ビタミンD 800μg

1人分当たり


Point ③ たんぱく質と組み合わせる

たんぱく質はビタミンA,C,Eの吸収を促進します。野菜や果物ばかり食べるのではなく、肉や魚をうまく組み合わせてバランスよく食べるようにしましょう。

さばとカラフル野菜のアクアパッツァ

さばはたんぱく源でありながら良質な油(EPA・DHA)も一緒に摂ることができます。汁に溶け込んだミニトマトやキャベツのビタミンCもおいしくいただきましょう。

さばとカラフル野菜のアクアパッツァ

ビタミンA 119μg、ビタミンC 13mg、ビタミンE 3.7mg、鉄 2.9mg

1人分当たり



監修:管理栄養士 佐藤真弓(ケンコーマヨネーズ株式会社)

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